こんにちは
2月になりましたね
デパ地下ではヴァレンタインイヴェントが始まりますね。
ユウジアジキのショーケースもショコラがフルラインナップ。。。
先日ご案内していたbonbonchocolatの10種詰め合わせ
LOVE CENTRAL 4 ラヴセントラル4
メニューをご紹介します。
ショコラは主にイタリアのドモーリ社の産地別ショコラを使いました。
カカオ分を調整する意味でもヴァローナのジヴァラを使い、
合わせる素材によって2~3種類のショコラをブレンドしました。
今期のドモリ社のショコラ印象は数年前の感動とは程遠いです。
量産化が原因なのか、かつての口溶けや香りの繊細さは感じません。
一つ一つのショコラの味を確かめながら
足らない要素をブレンドしていく作業を必要としましたが、
それもまた楽しい作業でもあります。

LOVE CENTRAL 4

Miel gingembre ミエル・ジャンジャンブル
春の花々のはちみつと生姜の絞り汁を合わせました、
生姜はシトラスやレモンを思わせる清涼感が有ります、はちみつとの相性は当然。

Caramel sale TONKA キャラメル・サレ・トンカ
ブラジル原産のトンカ豆は杏仁の香りとヴァニラの様な甘い香りが特徴。
ヴァローナのキャラメリアとジヴァラの二種類のミルクチョコブレンド
ゲランド・フルールドセルで塩味を。隠し味に胡桃のリキュールを少々。。。

Praline amande プラリネ・アマンド
スペイン産のアーモンドに失望していた頃、
カリフォルニア産のある品種と出会い感動しました。
そのアーモンドを2~3時間かけてプラリネにしてペースト状に
ショコラ・レとカカオバターを馴染ませた後、軽くホイップ
出来立てに勝る物はないと思わせる一粒に。。。

Anis vert アニス・ヴェール
グリーンアニスは独特の清涼感と噛み締めると、ほんのり甘みを感じます。
ベネズエラ産の力強いカカオ感とアニスの清涼感が対比効果で
キレの良いガナッシュになります。パスティスも少々。。。
お気に入りの一粒です。

Rose framboise ローズ・フランボワーズ
十数年前ヴァローナのマンジャリを初めて食べた時は
フランボワーズ入のショコラだと思い込むほど、ベリーの風味の強いショコラ
フランボワーズとの相性は言うまでもない。
ローズウォーターで華やかさを加えています。

Black Nobre ブラック・ノーブル
オーストラリア産のポートワイン、ブラックノーブルはカカオのフレーバーと
芳醇な香りと酸味がドライフルーツを思わせる、特にプルーンとの相性は抜群。
マダガスカル産のショコラと合わせました。

Colombia Narino コロンビア・ナリーニョ
昨年の夏から発売しているユウジアジキのオリジナルコーヒーを
焙煎したての状態で生クリームに24時間マリネ
マリネとは生クリームが冷たい状態のまま素材を漬け込み時間をかけて
香りを移し込む手法です。素材の素直な香りだけを移すことができるので、
渋味やエグ味が出ない、ある意味良いとこ取りの贅沢な製法です。。。
ショコラはベネズエラ産です。

PORCELANA ポルセラーナ
クリオーロ種100%のカカオ
製菓材料としては無いので、小売の25g 千円近いものを使った
幻の一粒です。
滑らかで濃厚なカカオは、上品で繊細。
イタリアのショコラの実力を思い知らされたポルセラーナ
一本3万円のワインと千円のワインの違いが分からない様に
このショコラもそう感じるのかもしれないが・・・

Earl grey et lavende・fleure d'orange
アールグレイとラベンダ・オレンジフラワーの香り
使い方を間違えると芳香剤みたいになりがち、
大好きなラべンダーの香りを活かす方法考えていたとき
アールグレイのベルガモットと香りの共通点を発見!
馴染みアールグレイとの相乗効果で食べやすくなりました。
上品なオレンジの香りが後押しします。。。

Smokey Armagnc スモーキー・アルマニャック
チョコレートのテイスティングの表現で、ウッディーとかスモーキーなんて
言葉がある。25年物のアルマニャックも木の樽の中で熟成され黄金色に・・・
そんなウッドやスモークを共通のテーマに構成してみた。
生クリームは桜のチップの燻煙を吸収させた。
桜の燻煙、アルマニャック、ショコラ
三者の出会いは必然であり非凡である。。。
是非ご賞味頂きたい一粒です^^
以上が2013年
LOVE CENTRAL 4 の内容です。。。
限定200箱なのでお早めにどうぞ。
他にも色々取り揃えていますので
後日アップいたします。。。
素敵な週末をお過ごし下さい
あじきゆ
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